<関西住宅販売株式会社様>は、兵庫県下でトップクラスの供給実績を持ち、土地選定から建築までトータルにサポートされている地域に根ざした会社様です。導入以来、毎日フル稼働でKizukuのトーク機能や図書共有機能をご利用いただいています。今回は、Kizuku導入後の日々の図面共有・現場の段取りについてお話を伺いました。
─── Kizukuを知ったきっかけは何ですか?
高山氏 きっかけはダイレクトメールでした。ダイレクトメールは普段なら捨ててしまうのですが、送られてきたものは表にチャットでやりとりをしているスマホのイラストがあり、それが目に留まりました。
─── まずトーク機能に興味を持っていただいたのですね。以前はどのようにやりとりされていたのですか?
高山氏 普段のやりとりは電話やショートメールを利用していましたが、職人さんと監督との間で、電話であれば「言った」「言わない」、ショートメールですと今度は「見た」「見てない」と度々トラブルになっていました。特にショートメールでは、監督一人の担当数が多いのでレスポンスが遅くなることもあり、何かいい手はないかなと思っていました。
─── なるほど。図面のやりとりはどうされていましたか?
高山氏 図面については手渡しやFAXでの送信を行っていました。図面の変更時にはFAX機の前を監督全員で占領してしまうようなこともよくあり、とにかく時間がかかっていました。それなのに、FAXだと受取までにタイムラグも発生してしまうので、結局変更連絡に気付かれないまま先に着工されてしまった…なんてこともあり、現場の施工ミスなどにつながっていました。
Kizukuを利用すれば、こういったやりとり全般が改善される、人を増やすことなく効率化が図れるのではないかと期待し、導入を決めました。
─── 導入について心配なことはありましたか?
橋本氏 大工さんや職人さんがスマホやデジタルなものを受け入れてくれるか心配でした。実際、導入はじめの1ヶ月間は慣れないデジタル化に対応するために頻繁にお問合せをいただいていました。
現在は電話用にガラケー、Kizuku用にタブレットを携帯してもらうので定着しています。スマホは電話もアプリも二役こなせて便利なのですが、大工さん・職人さんにはやはり電話はガラケーのほうがしっくりくるようです。2個持ちにはなりますが、タブレットはスマホよりも画面が大きいので図面も見やすく、いいところに落ち着いたかなと思っています。
─── 導入時に工夫された点はありますか?
橋本氏 実は私もデジタルなものは苦手でして…。(笑) 今もKizuku以外はほとんど使えません。そんな私だからこそ職人さんたちの気持ちに寄り添えると思い、Kizukuの導入をお願いする際には「僕も苦手だけど、使えていますよ。便利になりましたよ。」と必ず伝えるようにしていました。苦手な人でも使えているという事実は、職人さんたちの励みになったように感じています。
─── 実際にご利用いただいて、いかがですか?
橋本氏 まず、FAX送信の数が減ったので導入前に監督全員でFAX機の前を占領するようなことはなくなりました。以前であれば監督を介して連絡していたようなメーカーさんから詳細図も、Kizukuに直接アップロードしてもらうことで即水道業者さんや他の業者さんへ共有もできるので便利です。
また、図面ファイルを持ち歩かなくても良くなったので、荷物もぐっと減りました。タブレットを片手に図面確認をお施主様にしていると「ハイテクですね!」なんて言われ、信頼度も上がったように感じます。
─── 日々のやりとりはどうなりましたか?
橋本氏 Kizuku導入後の社内連絡にはダイレクトトークを利用するようになりました。課長会議の一斉連絡に利用したり、現場にいる新人監督に写真を撮ってもらって指示を出したりと、効率的にやりとりができています。
また邸グループトークであれば、現場毎に他部署(コーディネーター)と監督、業者さんと皆で連携が取れるので、急な仕様変更にも対応しやすくなりました。業者さんからの完了報告・完了写真が届くと順調に進んでいることがわかるので安心できます。
導入前に期待通り、少数精鋭でも以前より効率的に現場管理ができるようになりました。Kizukuの導入をきっかけに従来のやり方を見直すことができて本当に良かったと思います。