埼玉に本社を構える<大賀建設株式会社様>は、「すべては一人のお客様のために」を理念に掲げ、お客様の夢やライフスタイルに寄り添った理想の住まいづくりをサポートされています。Kizukuリリース当初から導入を決定し、ご活用いただいています。今回は、Kizukuを導入したきっかけや、導入後の成果について伺いました。
─── Kizukuを知ったきっかけは何ですか?
荒井氏 前任者が数年前の展示会でコムテックスが提供されている別システムに興味を思ったのが最初のきっかけです。当時から会社で現場管理に使える仕組みはないかと探していました。
Kizukuを導入するまで、他に現場管理の仕組みは全く使ったことがなかったので、手探り状態だったのですが、いろいろとご提案いただく中でシステムを活用した現場管理のイメージを膨らませていきました。
─── 最終的に「決め手」になった部分はどこでしょうか?
荒井氏 決め手になったのは2つあって。1つ目はKizukuのトーク機能です。トーク機能を使えば、やりたかった現場管理だけでなく、進捗把握の部分で時間を有効に使えると思いました。現場の写真をスマホで撮って、そのまま送信できるのは、操作も簡単で使い勝手が良さそうだと感じました。
もうひとつは月々の利用料です。実はKizukuに決めるまでに、他のシステムとも比較検討させていただいていたのですが、Kizukuは適正な価格でやってみたいと思いました。
─── 現場管理として求められていた部分はどこでしょうか?
荒井氏 現場写真の管理を簡便に行いたいと考えていました。他のシステムと比較する際にも、現場写真の登録に関わる部分はチェックしていました。
また、写真管理の延長として、今回のKizuku導入を機に、今までできていなかった報告書作成についても始めてみようと決めていました。「やってみないとわからない」と正直不安に感じていましたが、Kizukuはスマートフォンでも報告書作成ができ、現場で完結できるので効率が良く、運用していきやすそうだと思いました。
─── 導入の際に工夫されていた部分はありますか?
荒井氏 KizukuはPC・スマートフォンで利用できますが、ガラケー利用者が3分の1を占めている支店もあるので、ガラケー利用者への対応については現在進行形でいろいろと模索しています。運用方法を適宜見直していて、スマートフォンを持っていない大工さんについては、従来通り図面を紙に印刷して配布しています。
システム導入は業務を便利にするのが目的なので、大工さんたちには無理強いせず、スマートフォンを持ち始めるなどのタイミングを伺いながら浸透を進めていければ良いなと考えています。
─── なるほど。では、運用を進めるにあたって工夫されている点はありますか?
荒井氏 導入時の例と同じく、本部からKizukuの利用を一方的に強制しないようにしています。というのも、Kizukuは現場監督のやる気次第で利用方法がかなり変わってくるので、現場をまとめる現場監督や工事課長のやり方・考え方を尊重する方が結果的に運用の継続につながると考えているからです。
Kizuku活用に積極的な工事課長のいる支店では、最新図面のやりとりの流れが定着化してきている例もあり、本部としても良い事例が見えてきて嬉しく思います。
─── 実際に導入いただいて効果や改善された点はありましたか?
荒井氏 「トーク機能」の活用で段取りが良くなりました。実際に足を運ばなければわかりえなかった現場の状況をトーク経由で関係者全員と共有することができるので、連絡に割いていた時間が随分と短縮できています。
うまく浸透できるか不安に感じていた報告書作成についても、作成できるようになりました。
スマートフォンやアプリに慣れている若い現場監督が特に喜んで使っていることもあってか、現場監督全体のスキルの平準化・レベルアップを実感しています。