プランシートの作成時間を1/2に短縮！
業務効率化で
設計部の負担軽減

＜株式会社大雄建設様＞は、地域に根差し、お施主様に寄り添った家づくりを提案・提供されている会社様です。セミオーダーや完全自由設計の住宅の提案・提供によって、お施主様の十人十色のご要望を実現されています。エガクのご利用によって、プランシートや仕上表の作成時間を短縮した結果、負担が大きかった部署の業務量を最適化することに成功されました。今回は、大雄建設様が実施された運用安定のための取り組みや、導入効果について詳しくお話を伺いました。

エガク導入のきっかけ・決め手

“作業効率化が期待でき、プランシートのデザインが良かった”

───  導入以前にはどのような課題がありましたか？

小川氏仕様決めに関わる資料のペーパーレス化を課題にしていました。
わが社では、仕様決め打ち合わせの場でのご提案に部材ごとのプランボードを使用しており、30枚程の資料一式を、打ち合わせの参加人数分プリントアウトしています。予定されていた打ち合わせの時間内で仕様決めがなかなか進まない場合もあり、打ち合わせの回数や時間が増えてしまうことも少なくありません。打ち合わせ回数が増える分、関連業務や資料の印刷コストも増えてしまう、という部分を課題に感じていました。

───  エガクを導入していただく「決め手」はどのようなところだったでしょうか？

小川氏プランボードに直接ペンで決定事項などメモし、あとから転記作業をおこなっていたところを、エガクではシステム上の手軽なクリック操作だけで作業ができるということで、作業効率が上がるイメージを持てたことが導入の決め手です。
それと、確定した住宅仕様をまとめたプランシートのデザインが良かったこともエガクを選んだ理由です。当時、他社のシステムとも比較して検討していたのですが、中でもエガクで作成するプランシートは画像が豊富で、お施主様がプランシートで決定仕様を確認される際に、選んだ商品がわかりやすくなって良いと思いました。

エガク導入・運用
に対する工夫

“「エガクをしっかり使う！」
活用会議を定期開催”

───  社内での運用定着に向けて、工夫されたことなどはありましたか？

小川氏運用を始める準備として、コムテックスさんと何度も打ち合わせを行い、サポートを受けながらマスタ登録をおこなった後運用を開始しました。ですが、運用を開始して２ヵ月ほどはスムーズに軌道に乗らず正直不安定な状況でした。「せっかく導入したので、もっと業務の流れに入れ込みたい」と井坂部長の号令もあり、社内の経営陣も参加したエガク活用会議を定期的に開催することにしました。

小川氏エガク導入以前はコーディネーターがお客様との打ち合わせを終えた後、プランボードにメモした決定事項をもとに設計部の方でプランシートを作成していました。必要事項を図面に反映するなど設計図はほかの業務も担当しているため、そのプランシート作成の部分の負担が軽くなるようにと打ち合わせを進めました。
はじめにエガクへ商品登録を行い、利用を開始しますが、プランシートや仕上表に出力されたときにどのように情報が見えたら良いか、実務に落とし込みながら改めてマスタ登録方法の見直しを実施しました。出力結果が安定してきた後は、プランシート・仕上表の自動作成機能を効果的に使えるよう、エガクの活用方法・ルールを明確にしました。

導入後の効果や改善された点

“エガクでプランシート作成時短、設計部の業務量を最適化”

───  実際に運用を始めて、効果や改善されたと思われる点はありましたか？

小川氏現在は、お施主様との打ち合わせ後に、コーディネーターがエガクにまとめて確定仕様の入力を行うという業務の流れで運用しています。確定仕様を画面上で選んでいくだけなので、作業効率が良くなりました。まとめた結果がプランシートの形で自動出力されるので、１回の打ち合わせごとにおおよそ２時間かかっていた作業時間が、現在では半分の１時間ほどに短縮できています。

小川氏エガク導入によって、各部署の仕事量を最適に分散させ、業務改善することができました。プランシート作成や図面への記載を行っていた設計担当の業務負担を減らすことが目標でしたので、エガクの導入によって業務ルールの変更を実施し、実際に設計担当の業務負担を減らせたことが社内では大きな変化でした。
設計担当の担っていた業務の一部を、コーディネーターが受け持つように業務ルールに変化がありましたが、エガクへの入力作業に時間がかからないことで、それほどコーディネーター側の負担が増えた感覚もありません。
それと、プランボードが無い商品を選ぶ際に、以前はカタログを印刷していたところを、エガクではオーダー商品として簡単に登録できるところも便利で時短になっています。

これからエガクに期待する点

“お施主様向け機能を利用予定、打ち合わせの効率化・
ペーパーレス化に期待”

───  エガクのご利用で、今後期待されていることはありますか？

小川氏エガクを業務に組み込め、以前より業務改善・作業効率できる環境になったと感じています。更なる活用として、次はお施主様がご自宅などでエガクを使って希望商品の確認ができる、「お施主様アカウント機能」の利用準備を進めております。この機能の利用で、コーディネーターとの打ち合わせの場以外でも、お施主様がいつでもエガクをご覧になって、じっくり商品を検討していただける環境が整うと思います。打ち合わせ回数や時間の短縮、更なるペーパーレス化の効果にも期待しています。