現場労災保険料の大幅コストダウン!!
「労務安全管理システム」は、現場の労災保険料を「実質賃金方式」で算出される元請建築会社様向けの支援システムです。
多くの元請建築会社様では、現場労災保険料を「みなし賃金方式」にて計算されています。本来、現場労災保険料は現場ごとに賃金を集計し、保険料率(0.0095)を乗じて算出します。これが「実質賃金方式」といわれる保険料の算出方法で、「みなし賃金方式」で算出するよりも現場労災保険料の軽減となることが多いのが実態のようです。
【「実質賃金方式」がコストダウンになる2つの理由】
1請負金額の中には材料費も含まれる。工場生産比率が多い場合は特にコストダウン。
2本来、保険対象者は従業員のみであるが一人親方、中小事業主も含まれる。
したがって、「みなし賃金方式」は保険料を必要以上に支払っていると言えるわけです。実際に本来の「実質賃金方式」を採用することで、ある会社様は従来比80%以上の保険料が削減されたそうです。
では、なぜ多くの元請建築会社様が実質賃金方式で保険料を算出しないのか・・・。それは、現場ごとに賃金を算出するには膨大な手間とコストがかかるからです。その理由で建築請負総額の23%相当が該当現場の賃金総額であると、便宜的に国が一律に定めてみなしているのです。
【実質賃金方式にて算出する場合の3つの課題】
1協力会社様の作業員が現場で作業した年月日と時間を記入した書類が必要です。現場別・作業員別に労働時間を記入した書類を、全ての協力会社様より提出していただかないといけません。
2全ての協力会社様から毎月、作業員の給料(賃金)を報告いただかないといけません。デリケートな作業員の給料をどの様に集めるかも敷居を高くしています。
書類を協力会社様に作成いただくことや、さらに集まった書類から作業員の各賃金を時間で割って、物件別に賃金を算出しないといけません。
以上の通り、元請建築会社様・協力会社様とも、「実質賃金方式」で保険料を算出するには、膨大な手間がかかります。
当システムでは、現場から作業員が電話をかけるだけで現場の情報を取得し、協力会社様から毎月賃金をシステムへ入力いただくだけで、物件別に賃金を自動集計します。よって、協力会社様への負担を極力軽減して協力いただけるようにし、保険料算出も自動で集計され、「実質賃金方式」による労災保険料の算出でコストダウンが図れ、多くのハウスメーカー様にご採用いただいております。さらに、当システム導入にて、1タイムリー現場入場者把握2就労者情報の適正な把握安全衛生管理工数・工程実績把握と、様々な波及効果が可能になります。

ここまでお読みになり、「実質賃金方式」採用でのコストダウンの取組を検討するにあたり、もうすでに様々な「?」があるのではないでしょうか?
・実質賃金方式について、詳しく知りたい
・このシステムは、どのような仕組みなのか
・どれくらい保険料が下がる可能性があるのか
・システムを使うとすると、何をしなければいけないのか
・システム導入後、どのようなことをしなければならないのか
・コムテックスとは、どんな会社なのか
そんな「?」にお応えすべく、これまで複数の住宅会社様と取り組んでまいりました体験談を記した小冊子をお配りしています。